群馬県藤岡市 ケラバ瓦下地補強 下地材の新設
ケラバ瓦下地補強工事 下地の木材を新たに設置しました
屋根の端部であるケラバ部分は、強風や雨の影響を直接受けやすく、特に瓦屋根では重要な構造部位の一つです。今回は、ケラバ瓦の落下や浮き上がりといった不具合を防ぐために、下地補強工事を実施し、新たに木材の設置作業を行いました。
施工前の無料調査では、既存の下地材に劣化や変形が見られ、ケラバ瓦を固定する力が十分に保たれていない状態でケラバ瓦が落下してしまっていました。こうした状態のまま放置すると、台風や強風時に瓦が飛散するリスクが高まり、雨漏りや周囲への被害にもつながる恐れがあります。
今回の補強作業では、耐久性の高い防腐処理済みの木材を使用し、構造材との接合部にはステンレス製のビスを用いてしっかりと固定しました。また、垂木や野地板との取り合いも考慮しながら、構造全体の強度バランスを崩さないよう慎重に設置しています。
新たに設置した木材は、今後ケラバ瓦をしっかりと支持し、長期間にわたって安定した施工を維持するための基礎となります。見えない部分ではありますが、屋根の安全性・耐風性を支える非常に重要な工程です。
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2025年6月14日 投稿者:小口
